第3回 講師養成塾

講師養成塾 第3回を、2月12日に大阪・淀屋橋にて開催いたしました。
本養成塾は、弊社 自立型人間育成講師の森行秀和が主任講師を務めております。

第3回 カリキュラム
①実践成果発表
②第2次理念発表会
③原田隆史 講話
④日誌添削
⑤原田式長期 目的・目標設定用紙 添削法
⑥ルーティンチェック表考察
⑦改善シート
⑧コーチング演習

2週間の実践・成果発表の前に、主任講師の森行から、「教育効果」について話がありました。
企業は「INPUT<OUTPUT」で当然効率化を図ります。
しかし、教育は「INPUT>OUTPUT」で、たくさん関わり指導しても、出てくる成果はほんの少しかもしれません。
しかし、指導者は、そのわずかな成長に気づき、観察し、喜べるようにならなくてはいけません。
企業の効率化と企業における教育のバランスがとても大切になります。

また、福祉作業所のスタッフの方々への研修の話もありました。
「思いこみ」が、どれほど人の視野を狭め、関わる相手の可能性をも狭めることになるか。
指導的立場にある者は、自分に対してはもちろんのこと、目の前の相手に対しても「期待すること」が大切だということです。

続いては実践成果発表。
3回目ともなると、受講生の皆さんも慣れておられ、第1回目よりも一層、表情が生き生きとされていました。
また「うなずく」「握手や拍手」などの、即効性のあるストロークもお互い使いこなされていました。

第2次理念発表では、すでに急成長を遂げられている受講生の皆さんの姿が現れました。
人間的土台をもとに、ご自分のスキルアップを理念として構築されたWさんの理念用紙には、全員が感嘆の声をあげました。
今までと同じく、すぐに印刷し、受講生の皆さんはまた全員の理念に触れ、「よし、次はこうしよう」「この方のやり方を真似して考えてみよう」と、ワクワクされていました。
第3次理念の出来栄えが、今から本当に楽しみです。

今回は、これまでの復習として、原田隆史の講話がありました。
「目的」を持ち、それを深め、組織に「シェア」していくまでの流れをおさらい。
また、「スピーチの三原則」「オーラの4原則」「成功の三大理論」といった、原田メソッドにおける重要なポイントも繰り返されました。
一度聞いた話でも、まるで初めて聞いたかのような衝撃と感動を受けるのが、原田の講話の魅力です。
受講される方はもちろん、原田自身も日々成長しているので、新しい気持ちで聞いていただけるのだと思っています。

昼食をはさみ、前回学んだ「日誌添削」の実技を行いました。
受講生のみなさんは、ポイントを見逃さず、遠慮せず本気のリレーションで、お互いの日誌に赤ペンを入れあいました。

また、前回塾生全員が書きあげた「原田式長期目的・目標設定用紙」が、森行秀和の赤ペンストロークで真っ赤になって戻ってきました。
ふつうは、原田式長期目的・目標設定用紙を書きあげて終わりです。
しかし、最も望ましい状態は、書きあげた用紙を見てもらい、客観的な判断を仰ぎ、ストロークをもらうことです。

指導者は、部下や生徒に用紙を書きあげさせて終わり、ではなく、用紙に赤ペンで添削・ストロークを入れ、部下が計画通りに動いているかを観察し、軌道修正し、成功を収めるまでを見守り、そして最後に評価し、ほめてあげることが大切です。
「やっとけよ」ではなく、権限委譲しながらも、最後まで見届けること。
何かあれば、さっと手を差し伸べること。
これを原田メソッドでは「ハンズ・オン指導」と呼びます。責任は、常に我にあり、と考えることです。

今回の新しい学びは「改善シート」です。
これは、改善したいポイントをしぼり、①真似をしたい相手をみつける②自分のイマジネーションで方法を考え出す、という2通りのやり方で、現状をどんどん改善していく思考を1枚のシートにまとめたものです。
受講生のみなさんは、これまでの実践をもとに「改善したいポイント」を絞り、対策をたて、2週間実践することになっています。第4回で、結果報告をします。

最後は、研修でも一番盛り上がる「コーチング演習」です。
ペアを組み、ストロークを心がけながら相手から答えを引き出す練習をしました。
「コーチング演習」は、たとえば文字を書くのが苦手な部下や生徒に対して、大変効果的です。
話を聞いてもらい、しかも自分の目標が明確になる。人とのかかわりの中で、自分では思いつかなかった問題点や解決策が見えてくるのです。

今回も、あっという間の8時間でした。
受講生のみなさんは、日々の気づき、実践、悩みをシェアし、お互いかけがえのないメンターとして共に成長していきます。
残すところあと2回。

2週間でも、人は変わることができるのです。