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メールマガジンバックアップ

Vol. 21 何を通して人生を教えますか。

活動報告でもご報告させていただいた通り、4月9日・10日に県立伊丹高等学校での、サントリーサンゴリアス・清宮克幸監督とラグビー部への指導に参加させていただきました。 私がこの活動に参加させていただこうと思った一番のきっかけは、清宮監督の若者育成への本気の思いです。 清宮監督は、常々、真剣に「ラグビーを通して人生を教える。そして若者、子どもたちに夢と勇気を与える」と語っておられます。 私は、その清宮監督の思いに、共感し、強く惹かれます。 その監督の思いに、私自身が陸上競技部の監督として生徒に接していた時の思い、そして今、社会人教育に携わる身となって感じている思いが重なるのです。 それは私が、活動の原点として取り組んでいる「教師塾」への思いにも重なります。 3月6日には、清宮監督が母校の茨田高校で、母校ラグビー部と地元の高校生、中学生を指導する機会に参加しました。 その日はあいにくの天気で、途中からは大雨になりました。 しかし、監督は、傘など差さず、泥だらけになりながら、指導を続けました。 子どもたちに休息と水分補給をさせても、ご自分は水一滴も飲まず最後までひたすら、教え続けました。 彼は、指導者である前に、一人の「目的意識を持った教育者」なのです。その姿には感動すら覚えました。 立場は変わりましたが、私も「教育者」としての人生を歩み、すでに27年以上が過ぎました。 その経験から、私が確信していることがあります。 それは、「勉強・スポーツ・芸術など、何かに打ち込み何かに熱中した人生の一場面を持つ若者は、その経験がその後の人生を謳歌する原動力になる」ということです。 私は現役教師だった時には「陸上と思うな、人生と思え」という言葉に象徴される教育陸上を生徒・選手に徹底しておこないました。 その思いは、社会人教育を行うようになった今も変わりません。 「陸上と思うな、人生と思え」 その言葉に、教育者として生きてきた、私の全ての思いが凝縮されています。 陸上を通して人生を教える。そして生徒・その家族・学校・地域に夢と勇気と誇りと自信を与える。その一心で教育に携わりました。実に楽しく、充実した日々でした。 自立型人間を育成する。そしてその人だけでなく、その家族・地域・会社そして日本に夢と自信を持ってもらう。 そのためになら、なんでもしようという決心・覚悟があります。 子どもたちに、生徒に、部下に、家族に。 あなたは、何を通して人生を教えますか。 何を通して、人生を見せますか。 大人一人ひとりが、とことん本気になり、本気で目の前の生徒や子ども、選手や部下と向かい合うこと。 清宮監督はラグビーを通して。 私は陸上競技と自立型人間育成教育を通して。 教師塾の教師たちは、それぞれの学級経営や、専門教科指導やクラブ活動指導を通して。 大人の本気・真剣な生き様・態度が今ほど求められている時代はありません。 一寸先は、光です。主体変容!感謝。 (原田隆史)