メールマガジンバックアップ

Vol. 73 思いをアウトプットする

私たちの提唱する【原田メソッド】では、「思いを外へ出す=アウトプットする」ことの重要性を説いています。 考えていることを文字にする、絵で描く、あるいはその時の感情を動きやジェスチャーで表現する。表現の方法は様々ですが、これらは全て、思いの「アウトプット」の方法です。 これまでの経験、実践からアウトプットには以下のような効果があると考えています。 1.考えが整理される(文字は思考である) 2.心が整理される(不安が消えて行動が生まれる) 3.自己を認識ができる(今の自分の立ち位置がわかる) 4.他者に思いが伝わる(見て、聞いて、感覚でわかってもらえる) 5.思いだしやすく、忘れにくくなる(記憶より記録) 6.新しい発見がある(改善の種が生まれる) 私は、このアウトプットの効果を、最近になってとみに感じています。 大阪・北浜に会社を興した2年前の夏、私は会社をどうやって成長させていくのか、今後取り組むべき事業はどういったものなのか、といったことについて日々考えを深め、それをアウトプットして整理しました。 文字で、理路整然と整理していくという方法も良かったのですが、多岐にわたる私の脳内の、いわば会社経営の「ビジョン」を、一枚の紙の上で、パッと見てわかるものにしたいと考えていました。 そこで、詳細な項目とラフなイメージを絵の得意な社員に伝え、会社の未来に対するビジョンを、「ビジョンマップ」と名付けて一枚のシートに描かせました。 それが、私が講演会や研修でしばしばご紹介する「原田教育研究所 未来のビジョンマップ」です。 真ん中に私の似顔絵があり(結構似ているという評判です)、そこから6つの分野について枝が伸びています。 その6つの枝はさらに細かい枝へとわかれ、その分野で私たちが行いたい事業へと伸びていきます。 それらの枝は周りを取り囲むように最終的には一つにまとまり、「自立型人間育成」という、私たちの最も大きな目的へと集約されています。 2年半前に、「こんなことを成し遂げたい」と考えていたことを整理し、そのマップに落とし込んでいきました。 その中には、その時すでに企画がスタートしていたものもあれば、全く白紙の状態で、成し遂げたいという強い思いだけがあった、というものもあります。 そして、企画があったものも白紙だったものも、全て、この2年半の間に何らかの形で着手することができ、自分でも驚いていますが、すでにマップの中の8割ほどの事業について、目標を達成しているという状況になりました。 その中には、「スポーツ事業」として「社会人陸上競技選手の育成」があります。 これは、弊社所属の陸上競技選手、清瀬静香さんの活躍によって達成されています。 「親子塾」も描きました。これも6月6日に達成され、親子塾の全国キャラバンも視野に入れています。 「原田メソッド講師養成塾」という項目も描かれています。養成塾はおかげさまで大阪では第3期が開催中、東京でも秋から第3期を開催する予定です。現在までに143名の原田メソッド認定講師が誕生し、それぞれの職場、フィールドで活躍しています。 当時は手探りの状態だった「アメリカでの出版」についても、いよいよ本格的に動き出しています。 「成し遂げたいことのイメージ」は、常に私たちの頭の中にあるものです。 そのイメージを、何らかの形でアウトプットすることがとても重要なのです。そのアウトプットを、広く周りの人々に知ってもらうことも、同じぐらい大切なことです。 私は会社を興したころ、この「ビジョンマップ」を意識して多くの方に見ていただきました。 心ある方は、描いてあるイメージについて意義深いコメントや、時には有益なアドバイスをくださいました。 私は、私や会社の思いをアウトプットすることで、未来を整理し、経営の方向性や指針を得ただけでなく、私たちの未来を応援してくださる支援者をも得ることができたのです。 ビジョンマップで描いた目標を達成できているのは、私たちの活動、メソッドに賛同してくださり、応援・支援してくださる皆さまのおかげだと、マップを見るたびに痛感しています。 改めて心から感謝申し上げます。ありがとうございます。 この7月で、弊社も3年目を迎えることとなりました。 節目の時に、より社会に貢献できる大きな存在となるべく、ビジョンマップを練り直し、新しい未来を描こうと強く感じています。 より効果的に。より多くの人に。より社会の役に立つ。 教育活動を通して未来の日本と世界の発展に貢献する、そんな会社を目指し、私たちはこれからも邁進します。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 (原田隆史)