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メールマガジンバックアップ

Vol. 15 成功のための三大理論 ③「くじ引き理論」

3回連続で、「成功に直結する思考・態度・行動」のパターンについてお話してきました。

最終回は、私が「くじ引き理論」と呼ぶ理論をご紹介します。 これも、私が中学校の教師をしていた時に、気づいたことです。 松虫中学校に勤めて数年経った頃、陸上部の活動の様子を見たい、あるいは合同練習がしたい、といってたくさんの学校関係者の方々や企業の方々、時には大学生チームまでが、訪問してくださいました。 せっかく来てくださる皆さんに、チーム作りのノウハウ、選手育成のコツ、結果を出させて自立型人間を育てるメソッドを余すところなく見て頂きたい、と、お客様が来られるときは、私も選手も、いつも以上に張り切って活動をしました。練習メニューも、全てそのままのものをお渡ししました。 ところが、何人かの方は、こう質問されるのです。 「原田先生、本当は、これで全部じゃないんでしょう。」 私は、意味がわからずに聞き返しました。 「え?何のことですか?これで全部ですよ。毎日反復練習ですよ。」 「いやいや、本当はもっと何かほかにあるんでしょう。」 「あると言えば、ウェイトトレーニングですが、そのメニューもお渡ししましたよね。なんでしたら明日はウェイトですから、見にきてください。」 すると、質問された方は、こうおっしゃるのです。 「いやいやー。まだ何かあるはずや。」 私が、何度も「これで全てです。せっかく来ていただいている皆さんに隠すつもりはありません。何もかも、そっくりそのまま持って帰ってください」とお答えすると、ようやく納得してくださいます。 そして、残念ながらそういう方に限って、ご自分の学校や会社に帰っても、結局、何もされないのです。 これは、ノウハウばかりを求め、その意味や思いを感じ取ろうとしない方によくある傾向です。 ある時の練習見学会には、800人もの方が見学に来られました。 私は、生徒が活動している横で、ハンドマイクを持って、活動の意味をお話していきます。 そして、「これが大事です」「これで強くなります」「これが正解です」と「当たりくじ」を、全てお見せします。800人のメモを取る手が一斉に動きます。 しかし、その「当たりくじ」を実際に引いて、ちゃんと「当たり」を得、成果を出される方は、多くありません。 「ええもん見せてもらったなあ」と、多くの方が感動して帰られます。 ご自分の学校に帰って、ご自分のクラブ活動や日々の取り組みについて考えをめぐらせます。その時、今日手にした「当たりくじ」を「すぐに」実行する人、その人が、成功する人です。 成功する人は、「今すぐ」「その時」を、先延ばしにしません。 今日からやる、今からやる、答えがわかっているのだから、やるしかない。 自分が探し求めてきたノウハウ=当たりくじに、やっと巡り合ったのに、実際の行動に移そうとしないのです。 そして、そういう方が世の中には多くおられるのです。それは、「これが当たりくじだ」とわかっているのに、なぜかとなりのハズレを引いているのと同じことです。 これが、「くじ引き理論」です。 当たりだと教えられても、そのくじを引こうとしない。 せっかく当たりを引いても、今すぐに実行しない。 「くじ引き理論」は「タイミング・イズ・マネー」ということです。 今、この瞬間、正解がわかり、やろうと決めたその瞬間、すぐに動き出してください。 このメールマガジンを読んでくださっている皆さん、皆さんはすでに「くじ引き理論」でいうと「当たりくじ」を手にしておられるのです。 今、この瞬間から気付きをヒントに具体的な行動を起こしてください。ともに全力投球しましょう! 一寸先は光です!感謝。
(原田隆史)