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Vol. 67 成功の三大ツール 3

「成功のための三大ツール」についてのお話も第3回目を迎えました。今回は、目標達成に向けてのモチベーションを高める「日誌」についてお話させていただきます。 前回は、「毎日少しずつ、確実に成功に近づく」という、成功までの道のりを支えるものとして、強い意志の力と目標達成のために必要な忍耐力を育てる「ルーティンチェック表」についてお話をしました。 今回お話する「日誌」も、「毎日確実に近づく」という点では、ルーティンと似た働きをしますが、日誌にはさらに奥深い効果があります。 最近、私が講演や研修で特に強調していることは、「成功の三大ツールは、それぞれを関連付けて機能させてください」ということです。 日誌だけ、ルーティンだけ、ではなく、3つ全てがそれぞれに関係しあい、相乗効果が生まれるような仕組みとなっています。 この3つを関連付けて実践しておられる皆さんは、すぐに生活におけるプラスの変化に気づかれるのですが、その中でも、最も大きな反響をいただくのが、日誌の実践です。 原田メソッドの日誌は、日記や備忘録とは目的が異なります。日誌の実践を通して体験的に身についていく力は次のようなものです。 1.タイムマネジメント力(優先順位と時間管理) 2.イメージ力(イメージ管理は目標管理) 3.予測力と準備力(問題点を予測する危機管理) 4.セルフコントロール力(成功と失敗の仕分けで自己の感情管理) 5.自尊感情(自分は日々人間として成長している。という自分へのOKの確認) 6.仕事効力感(私は頑張っている、仕事が出来た、できる。という仕事における達成感の確認) 7.セルフイメージ力の拡大(もっとできる自分への確実な成長) 今回、私が特にお勧めしたい日誌の効果は5・6の「自分に対する確認作業」です。 これまでも、日誌の中で、その日一日を振り返り、「これが良かった=○」、「これは改善しよう。他のやり方があった=×」を仕分けしていました。 その仕分けから生まれた気付きを翌日への課題として、「今日よりも良い明日」のために生かす、これが、日誌が持つ「毎日確実に成功に近づく」ための仕組みでした。 この時に、「これが良かった=○」について、さらに深く考えてみてください。 その日、自分で最も上手くいったと感じること、そのことについて深く掘り下げて考えます。何が良かったのか、上手くいった要因は何なのか、ということ以外に、「上手くいったときにはどんな気持ちがしたのか」「どれくらい嬉しかったのか」について考え、文字でその時の感情を表現するのです。 マイナス面について考え、反省することも大切です。 しかしマイナスの反省ばかりでは、なかなか気持ちが前を向かないものです。 加えて、コミュニケーション不足の現代社会、仕事でうまくいってそれを誰かに褒めてもらおう、認めてもらおうと、受身で待っているだけではいけません。 自分の出来・不出来を率直に見つめ、上手くいったことについては、自ら率先して自分を褒める、それを後から何度でも見ることができる「文字」にして褒める、これが重要です。 文字で残しておけば、上手くいった時の感情は、いつでも再現可能な、あなたの心を満たしてくれる「心の栄養」となります。 しかも、日誌の実践には、お金がかかりません。高いお金を払って自分を元気づけることも時には良いことですが、継続性という点では、やや厳しいですよね。 日誌なら、毎日、一円もかけず、自分の決めた時間の中で、自分を高め元気づけることができるのです。コストパフォーマンスが大変高い、ということになります。 日誌を通して「自画自賛」ができるようになれば、愚痴や不満、弱音とは無縁の折れない強い心が形成されていくのです。 こうして、毎日の生活を真摯に振り返り、自分で自分を励まし、支え、プラスの循環を意識した生活を送るようになれば、これは当然のこととして、人生の流れが良い方向に向くようになります。 つまり、目標達成に確実に近づいていく、ということです。 日誌の実践は、一日も早く始めることをお勧めします。 一日も早く、ご自身の人生に起きるプラスの変化を感じ取っていただきたいからです。 中にはこういう方がおられます。 「原田先生、日誌、最初はやる気満々やったけど、3日坊主でやめてしまった。こういうときはどうしたらいいんですか」 私は即答しています。 「え、3日も続いたんですか!すごいじゃないですか。じゃあ、また今日から もう一度始めてください。三日坊主も30回続ければ100日ですよ!」 こう答えると、皆さん口をそろえて 「ああ、そうか!なんか気持ちが楽になった!」とおっしゃいます。 心配ご無用です。日誌の実践は、続ければ続けるほど効果を感じることができるので、軌道に乗れば、「日誌を書きたくなる」そういう仕組みになっています。 以上、成功の三大ツールについてお話をしてきました。 「原田式長期目的・目標設定用紙」で、目標達成までのストーリーを描き、 「ルーティンチェック表」で、目標達成のために必要な長所と忍耐力を磨き、 「日誌」で目標へのモチベーションを高めながら、「目標達成できる人間」へと生活全体を通して近づいていく。 そして、目標達成を成し遂げる。 皆さんの益々のご活躍を楽しみにしています。応援しています。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 (原田隆史)