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メールマガジンバックアップ

Vol. 20 教師の「強み」と「市場価値」

活動報告でもお知らせさせていただきましたが、1月から継続活動している京都教師塾に続き、4月から大阪・東京でも、それぞれ第13期・第10期の教師塾が始まります。

今期の教師塾のテーマは「教育への思い・志・使命を持ち、成果を出す自立型教師の育成」です。 教師塾に通う現役教師・教師を目指す学生たちは、自分の中に必ずある教育への思い=理念を明確にし、目の前の児童・生徒に対して確実な成果を提供できる自立型教師へと育っていきます。
教師に限らず、すべての人間(大人も子供も)に言えることですが、「自分の長所に気づき、それを生かし伸ばせる仕事や活動」に取り組んでいる時、その人は輝き、自信を身に付けていくことができます。
絵の得意な生徒が、修学旅行の表紙の絵を先生から頼まれ上手に仕上げることができれば、より一層その生徒の絵の才能・取り組む姿勢を伸ばすことにつながります。 大人も全く同じで、長所を生かし、仕事に取り組むことで自信が生まれ、成果につながっていきます。 そのような、仕事にいかせる自分の特別な強み・長所のことを「市場価値」と呼びます。 つまり、結果に直結する強みのことです。その強みを伸ばし仕事に結び付けていくことで、他者との「差別化」をはかることができます。 他者との差別化を図ることができる「市場価値」に気づけば、その市場価値を伸ばし目の前の「顧客」である生徒に還元するために「自己投資」を行い、「自己教育」を行います。 自己投資とは、お金と時間をかけてその「結果を出せる強み」を伸ばすことです。
自己教育は、職場でできるものではありません。仕事以外のプライベートな時間をどれだけ目標達成のために使えるか、ということです。 資格を取るために勉強する、英会話学校に通う、宿泊勉強会に参加する、などです。児童・生徒にプラスの成果を出すことのできる活動に取り組むことです。自己満足ではいけません。 教師塾の塾生の場合は、この「教師塾」に通っていることが、ひとつの「自己教育と自己投資」になっています。 ただし、教師塾での学びを、現場で実践できなければ、教師塾への参加も、ただの自己満足に終わってしまいます。 また、塾生は例外なく「日誌」を書きます。寝る前の30分をかけて、一日を振り返り、心を整理し、明日へのイメージ(成功へのセルフイメージ)をトレーニングします。さらに、継続することで心を強くしていきます。 現代日本の経済状況・社会情勢には、ほとんどの人が危機感を感じています。企業講演や研修に寄せて頂いてもひしひしと感じることです。 その危機感は、「伝え聞く危機感」ではなく、実感として「肌で感じる危機感」です。 公務員である教師には、不景気による給与の削減、といったような現実の激しい変化はまだほとんどありません。 ぼんやりしていると、世の中の動きに疎くなってしまい、結果として狭い観点しか持てなくなってしまいます。 教師の社会における役割は大変重要で大きなものです。教育の力は偉大です。 教師が自身の強みに気づき、それを市場価値に伸ばし、最大限に生かし結果を出していくことが、大きな社会貢献となるのです。
また教師が、生徒のキャリア指導(進路指導)を考える上で、生徒に自身の強みと市場価値に気づかせ、それを生かせるような進路・仕事を考えさせることは、将来の日本の労働力確保・経済の再興にとって大変大きな意義を持ちます。 「給料がいいから」「安定しているから」「一流企業だから」といった根拠のない理由で仕事を選ぶ若者が減り、本当に自分の強みを生かし成果を出せる仕事につくことが、若者にとっても社会にとっても素晴らしい影響を与えることになるでしょう。 新学期。新しい観点を持ち、自分を見つめなおし、社会に貢献できる市場価値を育てていきましょう。 時代はプラスに動きだしています。変化を待つのでなく、変化を遂げる自分であってください。 主体変容!感謝。
(原田隆史)