大阪教師塾 13期 第3回 塾生の声

①広島市立中学校 女性教諭

第10期から受講させていただき、今期で4期連続学ばせていただいております。

今期は新規採用教員としての初めての教師塾で、また新たな気持ちで実践を積み重ねております。
原田先生との出会いは、書店で手に取った『カリスマ体育教師の常勝教育』でした。
当時、倍率の高い美術教師になることはすでに諦め、非常勤講師をしながらなんとか自立する道を模索していたところでしたが、教師の仕事が「経営」であるという点にスポットを当てた内容が、当時の自分にはとても新鮮で読んでいたのを憶えています。

それから3年以上が経ったころ、私はもう一度教員を志し始め、常勤の臨時採用教諭として県内の中学校で勤め始めました。
美術教育を通して、自分自身で夢を思い描き、達成していける子ども達を育てるために。

とはいえ、現場の中で目の前の仕事をこなすのみの毎日。
そんな中で自分の理想の教育を展開できるのか…漠然とした不安を感じていたとき、同僚が「大阪に生徒指導の勉強をしに行っているんですよ。」と楽しそうに話してくれ、その「勉強会」に少しだけ興味を持ちました。
しばらくの後、教師塾に通われている同僚が「読んでみてください。」とくださったのが、『カリスマ体育教師の常勝教育』でした。
かつて興味を持ってむさぼり読んだ本がまた目の前に現れ、「日誌」や「長期目標設定用紙」など、懐かしい内容が頭の中によみがえりました。

教師塾に行ってみて、学んだことを本当にやりきれるかは分からない…しかし、自立して生きていける子ども達を確実に育てていくには、ぜひ学びたい方法。
何より、通っておられる先生方がとても生き生き楽しそうに教師塾のことを話してくださる…
「行ってみよう。」
そう判断し、通うことを決断しました。

教師塾で学ぶ内容は、ホームページや他の先生方の「塾生の声」で詳しく説明されてますが、教師塾が他のさまざまな勉強会・講演会と一線を画すのは、塾生同士の継続的な学び合い・高め合いだと感じます。
ノウハウとして学ぶだけなら、原田先生の著書はたくさん刊行されてますので書籍でもできます。
しかし、毎回週末の勤務の後、ぐったりと新幹線のシートに身を沈め、教師塾の会場に赴くと、とても元気で明るい、教育に思いを持った先生方が日本各地から集っています。
そこで私は元気をいただき、また、一度学んだだけでは理解できない内容を、他の塾生の方からボイスチェンジして聞かせていただくことで、ようやく理解でき、また様々な先生方の体験談から自分の現状に合った方法を考えることができたりもします。

また、通わせていただく中で、昨年は再チャレンジした教員採用試験にやっと合格できました。
合格は、原田先生の「長期目標設定用紙」「ルーティンチェック表」「日誌」や、塾生の先生方のご助言・励ましがあったからこそです。
お陰様でようやく、本務者としての土俵に上がることができました。

教育は生もの。4期続けて通わせていただき、教師塾の内容もどんどん進化していると感じます。
年々変わっていく子ども達をとりまく環境に対応し、しなやかに主体変容できる人間であり続けるために、今後も教師塾での学びを現場で活かし続けたいと思います。
ありがとうございました。

②滋賀県公立高校 男性教諭

私は滋賀県にて教師をしております。
教諭として採用されてから10年が過ぎました。この10年を振り返ってみるとやはり最初の時期に原田先生に出会わせて頂き、そして教師塾から学ばせて頂いたことが本当に大きかったです。
この出会いが無ければ今の自分は確実におりません。

私の勤務する学校は滋賀県では困難校の一つとして位置づけられており、確かに生徒指導上も大変な事もありましたが、これまで前向きに、今できることに一所懸命取り組み続けられているのも原田先生、そして教師塾のお陰です。
この場を借りてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございます。

私は教師塾に出会うまでは本当に情けない考え方でした。
早く進学校に移りたい。今はもっと落ち着いた学校に移るまでの我慢の時期。というような、マイナス思考で被害者意識の持ち主でした。
それが、ちょっとした事がきっかけで教師塾の事を知り、早速、参加させて頂きました。
それは第1期教師塾の4回目の講義でしたが、目標設定用紙や理念についての内容だったと思います。
漠然とした精神論の話はこれまでに色々聞いたり、本で読んだりしていましたが、この時ほど、分かりやすく、具体的で、魅了されたお話はありませんでした。
原田先生の教えの通りにやれば「なんか自分でもできそうな気がする!」、「今の学校でももっとチャレンジしたい!」という気持ちが湧いてきました。
この時が私にとってのスイッチオンでした。

それまでの私の教育は、「これでいいのかなあ、まあ他の先生の真似をしておけばいいか」というような、迷いの中で行っていました。
当然、成り行き任せで、基軸のはっきりしない指導姿勢だったと思います。
しかし、理念の大切さを学ばせて頂いてからの教育実践は自分の中では全く違うものになりました。
「何のために教師をしているのか」、「何のために挨拶指導や服装指導するのか」、「何のために部活指導しているのか」など、「何のために・・・」の答えを「自立型人間育成のために」に結びつけて考えられるようになったことで、自分の中にある指導の基軸がどっしりして、ぶれない指導が出来るようになったと思います。
もちろん具体的な成果がまだまだ出ていないこともあります。
しかし、教師塾で学ばせて頂いた事に随順していくことで小さくても確実な進歩につながると信じています。 なぜ、教師塾の教えがこれほどまでに私に影響を与えているのかを考えてみますと、それはまずは、原田先生が「他人は変えられない、変えられるのは自分」、「自分が変わることで周囲に影響を及ぼすことが出来る」、といった「主体変容」の考え方を根本においておられるからです。
私はこの「主体変容」という言葉が人生の真理ではないかと思っております。

それから、原田先生のご自身の生き方に対する憧れです。
日本の国民教育の父、森信三先生は「一眼は歴史の彼方へ、一眼は足元の実践から」という言葉を残されていますが、まさに原田先生は日本だけではなく、アジアや世界の教育をよりよくすることを考えておられ、その一方では、朝早く起床され、職場のトイレ掃除、日誌などコツコツとされております。
中でも本当にすごいと思ったのが原田先生と違う研修会の場にて机を並べて勉強させて頂いた時に、誰よりもたくさんの質問を講師の先生に質問されていたお姿です。
原田先生とご一緒させて頂いたときに、このようなお姿を拝見しているうちに「私もこのような生き方をしたい」と思うようになったのです。

さて、最後に教師塾は出会いの場であることを述べさせて頂きたいと思います。
原田先生のもとで勉強したいと思い、大阪まで来られる先生全てが本当に素晴らしい方々です。
新幹線で2,3時間かけて来られる先生方もおられます。そうまでして学びたいと来られる先生方ですから当然、熱い思いをお持ちの方々です。
教師塾では7~8人編成の班で学習を行うのですが、そのような先生方と班の中でペアになりプレゼンテーション練習をしたり、班長中心に意見交流を行う活動をおこないます。
そのような関わりの中で、本当にすばらしい刺激をいただくことが出来、「私もやってみよう!」というモチベーションがわいてくるのです。
また、そのような先生方は教師塾だけでなく他の素晴らしいご縁も広げておられ、学ばれ、そして実践されています。

私が同志塾生の方々から学ばせて頂き、実践している一つに「(複写)ハガキ」があります。
最初は見よう見まねで始めたのですが、その威力の凄さに気づかせて頂き、今では生徒や保護者、卒業生にもハガキを送り、そのお陰様で、それまでには経験したことがない人間関係の深まりを感じさせて頂きました。

このように、教師塾は私にとって「学ぶ」・「志を語る」・「つながる」場所になっています。
本当に素晴らしい可能性が教師塾にはあります。
今後も新たな塾生の方々と素晴らしいご縁を頂けたら幸いです。

ありがとうございます。

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