東京教師塾 10期 第三回 塾生の声
①神奈川県 県立高等学校 保健体育科 硬式野球部 男性教員
2期から継続して受講させて頂いています。
私は今から5年前、子ども達への指導に限界を感じ「自分にはまだまだ足りないものがたくさんある。もっと様々な色々なことを吸収し力をつけたい。」と漠然と感じていました。
そんな折りすでに学ばせて頂いていたメンタルトレーニングの第一人者、東海大学高妻容一先生のメーリングリストで教師塾の存在を知り、藁をもつかむ気持ちで参加させて頂きました。
衝撃の第2期1回目は今でも忘れられません。
原田先生のお話は実体験からくる迫力で圧倒されスピードに全くついていけませんでした。しかし、先生の言葉が所々腹の底にズシンと響いてくる。なぜか弱い自分を見透かされているようで、明け方に帰ってきたにもかかわらず興奮して眠りにつけず、結局そのまま休日の部活動にいったことを覚えています。
様々な研修への参加経験があるのですが、これほど内容が濃く本気のものはありませんでした。
1回受けただけで「これは本物だ。3期か3年は続けて学ばないといけない。」と直感し決意しました。
お陰様で今まで手探りでやってきたことに根拠が持てるようになり、私自身の教師生活が全く変わったものになりました。
それまでこちらが一生懸命取り組んでいても生徒はそれに応えてくれず「どうしてこれだけ子ども達のために時間を費やしているのに応えないんだ。」と感じていました。
しかし、良い教師の条件は3性を発揮すること(父性「厳しさ」、母性「優しさ」、子ども性「楽しさ」)であり、私の場合は厳しさが全面に出ているため指導が入っていかないことに気づかされました。
またその3性を意図的に出していくこととと「ソフトラブ(褒めること)>ハードラブ(叱ること)」も計算しながら子ども達に接するようになると子ども達の態度が変わっていき、気持ちも通じるようになりました。
特にストローク(心理学用語で「刺激」)の学びを実践することで驚くほど子ども達との距離が近くなり関係も良くなりました。
学級経営においてもこれまでは学期が進むほど静かで落ち着きはあるのですが、どこか雰囲気がギスギスしていました。
そこでより良い学校生活を送るためのアンケートであるQ-Uの学びによると「管理型」の集団に当てはまることがわかり、意図的計画的に学級経営ができるようになりました。
特に学級通信の効用は大きく生徒や保護者への発信ということだけではなく、作成のために生徒の観察もより鋭くなるし会話も増えます。
職員に配布することにより1つの世論を展開することもできます。そして何よりも「学級通信を週に1回1年間出し続ける」というコミットにより教師18年目にしてそれを達成できたことが大きな自信となりました。
部活動でも原田メソッドの長期目的目標設定用紙や日誌、ルーティーンチェック表の活用により、練習の精度が高まるばかりではなく生活全体の精度が高まり、自ずと人間力が高まっていきました。
他の先生方からも「野球部の子達は勉強への臨み方が良くなった。」とか「文章力があり書く量が多くスピードも速い。」「重い荷物を持っていたらさりげなく手伝ってくれた。」「マネージャーが水場を徹底的に綺麗にしてくれていた。」などなど目指すチームである「誰からも応援されるチーム」に変容していきました。
また、以前は生徒にのみ日誌を書かせていたのですが、「率先垂範」「主体変容」「子どもを変えたかったら自ら変われ」という言葉が突き刺さり、覚醒して私も毎日書くようになりました。
継続する習慣をつけるまでには様々な試行錯誤がありましたが、続けていくと1日の頭の整理だけではなく、書いている最中にさまざまな発想や気づきと出会え、自分自信の教師として人としてのランクが上がっていきました。
何よりも子ども達に「俺も日誌をやってるぞ!」と自信をもって言えるようになったことが嬉しかったです。
原田メソッドの素晴らしいところはそれぞれの学びの幅が広くかつ奥が深い、そして時勢に明るく柔軟性があるところです。
私にとって一番良かったことはそのような学びのお陰で今まで見えなかったものが次々と見えるようになっていったことです。要は主体が変容したのです。
自分自身が変わって人間力が高まったことによって物事のインプットのされ方が変わり当然アウトプットのされ方も変わりました。
そのお陰で現在では学校の中では同僚からも生徒からも一目置かれ、時には分刻みの非常に忙しい毎日ではありますが、充実した教師生活を送ることができています。
もちろんまだまだ力不足は感じますし学ばなければいけないことはたくさんありますが、そこは原田先生が毎回毎回進化成長するのと同じように私たち塾生も進化成長し続けていきます。
そんな成長する時の感動を子ども達に伝え感動させることにできる本物の教師でありたいと常に思っています。
このように教師として目覚めさせてくれたのもすべて原田先生との出会いのお陰です。
こんなにも本気で子ども達のことを考え、教師のことを考え、日本のことを考え、すさまじいパワーを持っている方はほかにいないのではないでしょうか?
とても大胆に展開されていると思えば、我々一人ひとりについても細かな気遣いをして下さる「大胆にして細心」な方です。
私はその原田先生に触れることができてとても幸せに思います。また、愛弟子であられる森行さんや同志の熱い先生方からも大変多くの刺激と学びをいただき大変感謝しています。
こんな素晴らしい会に来させていただけることを誇りに思い感謝の気持ちでいっぱいです。子ども達に還元していくことと少しでも多くの方に教師塾に触れていただけるよう広めていくことが私の役割だと思っています。
どうもありがとうございました。













