東京教師塾 11期 第2回 塾生の声
東京都 公立中学校 男性教員
第6期から継続受講させていただいております。
今までの学びを振り返ってみて、「教育者は勉強家ではなく、実践家であれ」という原田先生のお言葉が強く胸に残っています。
教師塾に初めて参加したとき、あまりの学びの深さにただメモをとるのに精いっぱいでした。
そして、6期連続受講していく中で、「長期目的目標設定用紙」「日誌」「ルーティンチェック」の教師塾三種の神器、生徒との関わり方を調査できる「ストローク集計」、学習集団の傾向を知ることができる「Q-U」、さらにはエゴグラム、家族療法、ドリームマップやマインドマップなど、心理学からビジネスまでの最先端の学びを原田先生からいただきました。
しかし、その学びを100%活かしているかというと、そうではありません。
私は「勉強家」に留まっており、「実践家」としての努力がまだまだ足りませんでした。
そこで、昨年の10月から「生徒版ルーティンチェック表」を導入しました。
生徒は毎回の授業で必ず行うこと「チャイム前着席」「宿題を完璧にしてくる」「忘れ物なし」などを毎時間チェックし、授業の最後に1行コメントを書いて振り返りをします。
私は授業後に生徒のルーティンチェック表に丸をつけ、生徒のコメントに対して返事や励ましの言葉を書いていきました。
家庭学習のノートにも、1人1人手書きのコメントを書き、意識して生徒が元気・やる気になるようなプラスの言葉かけ(ストローク)を与え続けました。
また、授業の形態も教師対生徒の一方通行ではなく、ペア学習を取り入れるなど、生徒同士で活動したり、助け合ったりする場面を意識的に作るようにしました。
すべてがうまくいったわけではありません。
しかし、2学期始ってすぐのときは椅子の上に立ったり、落ち着きがなかったりした生徒が、ペアリーダーの助けを借りながら、しっかりと自分の席に着き、1年生の復習から勉強するようになりました。
「先生、ノート持ってきたよー!」
と言ってきてくれたとき、心から嬉しくて涙が出てきました。
「ありがとうございました。」
原田先生、教師塾の先生方、そして何より、生徒に対して感謝の気持ちがわいてきました。
教師塾で学んだことを実践したからこそ、生徒が変わっていきました。
このとき、「教育者は勉強家ではなく、実践家であれ」ということの意味、そして、「主体変容」の意味が体の中に入ってきました。
教師塾で学んだことは間違いなく結果が出ます。
だからこそ、学んだだけではなく実践をしなくてはもったいありません。私は教師塾の学びを実践していく中で、自分の行動が変わりました。
そうすると、周りの生徒も変わってくれました。自分が変わることで、生徒も変わってくれます。
そのことが嬉しくて、ノートを持ってきてくれたとき、「ありがとう!!」と目頭を熱くしながら、大きな声で言いました。
そして、ペアリーダーの生徒にも心からお礼を言いました。
これが「主体変容」なのだと思いました。
また、昨年原田先生から「自分をさらす」というお言葉をいただきました。
そこで、私の授業を全国の先生方に見ていただきました。
温かいお言葉も厳しいお言葉もたくさんあり、本当に勉強になりました。私が改善するべきなのは学習規律の徹底だと指導していただきました。
話し合いの中で、自分の授業の至らなさに悔しくて恥ずかしくて涙してしまいました。
けれども、先生方が全国から集まって私の授業のことを真剣に話し合ってくださったり、一緒に悩んでくださったりして、自分は何て幸せなのだと思いました。
教師塾の学びを実践すること、自分をさらすことを通じて、自分は多くの人に支えられているのだと気づきました。
原田先生、森行さん、森本さん、川阪さん、教師塾の先生方、たくさんの学びを本当にありがとうございます。
この学びを無駄にしないよう、謙虚に感謝の気持ちを忘れず、実践を積んでいきます。
これからもご指導よろしくお願いいたします。













