東京教師塾 11期 第3回 塾生の声

埼玉県公立小学校 男性教諭

私は、東京教師塾第5期から学ばせていただいている埼玉県小学校教諭です。
ルーティンチェック表から見えてきた、教師塾についてまとめさせていただきます。

今期初めてルーティンチェック表100%達成できました。
やりきったからこそ、発見したことが数多くありました。また、数値にこだわることで見えてきた大きな課題も見つかりました。
それは、「精度」と「want to(~したい)」です。

私は、よいクラスを育てようと、教師塾で学んだ「Q-U(学級満足尺度)」を活用しています。
学級満足群100%のクラスに向けて、24項目のルーティン行動を1ヶ月続けてきました。
すると、今まで見えなかったことがたくさん見えてきました。
まずは、「やる!」と決めることが実は一番大切でした。
原田先生が何度も話されていました。
「まず、はじめに、やる!と決めることやで!!!」
まさにそのとおりで、私の中に100%達成する気概が弱く、今までのルーティン行動達成状況はよくても86%をちょっと越えるくらいでした。
取り組みには、テクニックやいろんなタイムマネージメントも、もちろん必要です。
ですが、なによりも大切なことは、「絶対やる!ルーティン100%やりきる!」という覚悟でした。
このスイッチが入ってしまえば、どんなに疲れていても、宿泊合宿があっても 日誌で予想して、早起きしてルーティン行動を済ませてしまうことがスムーズにできるようになりました。
すると、クラスでの子どもたちとのかかわりがますますよくなり、手立ても改善され 学級不満足群が0%になりました。
やりきった!というセルフイメージも高まりました。

もちろん、ルーティン行動の内容も大切です。
やる気を鼓舞したり、日常生活を維持するといった「メンテナンスのルーティン行動」ばかりではなく、 実際に、コレをやったら絶対%が上がる!クラスが良くなる!といった直接効果の高い「パフォーマンスのルーティン行動」を練ることが必要です。
それがないと、つい気づかずに「がんばっていることに満足する」ことにおちいってしまいます。
だから、行動計画はオープンウィンドウ64で考えきる。
日誌で、翌日の行動計画をしっかりと予測する。
日誌で振り返りをして、改善点やうまくいったことを考えきる。

また、精度を高めるためにも、「時間」や「回数」「頻度」などにこだわらなければ、自分に甘えがでてしまう項目となってしまいます。
私自身、なんとかやり遂げようと、精度の浅い時期に陥っていたことがありました。
しかし、こういったことは、原田先生は、毎回、毎期の教師塾で話されてきたことばかりです。
また、全部やりきることが目標となり、本当に毎日のルーティン行動が子どもたちにつながっていない。
「Have to(~しなければならない)」行動になっていて、義務感がつきまとってしまっていました。
それが、今期、原田先生は「want to(~したい)ことがたいせつやで!」
と、大きな気づきをくださいました。

今回の教師塾はルーティンチェック表のように「宿題」がかなりの量がありました。
そして、また、質の試されるものでした。
しかし、この教師塾はこの「宿題」をこなさなければ、成果に絶対に直結しません。
学んでいるだけでは、ダメなのです。
原田先生からの教えを、自分なりに1ヶ月の間、こつこつと消化しながら、実践に取り組むことが大事です。
それをサポートするメーリングリストもありますし、同志の仲間たちもたくさんいます。
この教師塾は、まさに、世界一の教師集団の学び・実践の場だといってよいはずです。 ここで、切磋琢磨できることに自負と感謝の念を常に持っています。

原田先生の話されることには
「実践にすぐに生かされること」と「経験値が積み重なって初めて見えてくること」のふたつがあることがわかりました。
原田メソッドの枝葉末節をまねて、現場でちょっとやってみるだけでも、ある程度、成果は出ます。
しかし、継続してハイパフォーマンスを出して行くには、やはり、原田先生の理念に触れ続け 学び続けることが必要です。
ですから、「学び続け、実践し続けること」が大切だと気づかされます。

私にとって今期は、ルーティンチェック表一枚から、原田先生の理念を感じることができた貴重な体験となりました。
班長として、塾生のサポートを全力で尽くし、学級満足群100%のクラスづくりを筋道建てて、シェアできることが 教師塾で学ばせていただいている恩返しだと思っています。
今回も貴重な学びをありがとうございました。

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