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2018.03.09
スポーツニッポンに掲載されました:福岡県行橋市立泉中学校陸上部
2018年2月21日のスポーツニッポン紙面で、
《泉中陸上部 目標設定シートで飛躍》というタイトルの記事が掲載されました。
泉中陸上部は福岡県の京築地区競技会では負けなしの強豪校です。
●男子12連覇
●女子11連覇
と、勝ち続けています。
12年前に泉中に赴任してから中学校陸上部を牽引し続ける、顧問の白石京(しらいし みやこ)先生にお話をお聞きしました。
1.白石先生と原田メソッド
白石先生は、20年間近く「原田メソッド」を実践しておられます。弊社代表 原田隆史が、松虫中学校の陸上部顧問だった頃からです。
原田メソッドの研修でも定番の資料となっている「中学生の長期目標設定用紙」。これを書いた橋口徳治選手が優勝を果たした大会(第27回全日本中学校陸上競技選手権大会)でも、白石先生がサポートに入って下さっていました。
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白石先生は、ご自身も走り幅跳びでインターハイに出場した選手です。長崎で中学校教員・陸上部顧問としてスタートしてからはじめの7年間はどうしても生徒を全国大会に出場させることができずにいました。
転機が訪れたのは8年目でした。全国でも名だたる強豪校である田原本中の竹村先生(奈良県)から、当時松虫中学校の教員であった原田隆史を紹介されたのでした。
白石先生は早速「長期目標設定用紙」「ルーティンチェック表」「日誌」の実践をスタートしました。成果はその年から出始めました。「必ず」全国大会に出場できるようになりました。(全国優勝3回、表彰台に上がったのが18回)
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12年前、白石先生は福岡県の泉中学校に赴任しました。白石先生には、長崎でやってきた事に間違えはないという確信がありました。1年目は秋のジュニアオリンピックへの参加、2年目からは本格的な快進撃が始まりました。泉中は、地区大会の優勝、県大会の総合優勝(男子5回・女子5回)を勝ち取る全国レベルの強豪校になったのでした。
福岡に赴任した2年目から、福岡の中学陸上界を引っ張る陸上部顧問の先生としてメディア等で取り上げられるようになりました。市報への掲載や西日本新聞、毎日新聞でも取り上げられるようになり、また企業での講演も入るようになりました。
2.原田メソッドの導入時のご苦労はありましたか?
原田メソッドの導入に苦労するリーダーは少なからずいます。しかし白石先生の場合は、そういった導入時のご苦労はなかったとの事でした。長崎の高校で原田隆史の講演会が開催された時も、中学校の生徒たちを連れて皆で一緒に講演を聞いたこともあったそうです。(講演を聞いた生徒たちのモチベーションは、大きく上がったことでしょう!)
3.子どもたちの成長
陸上を通じて生徒たちは成長していきます。
泉中学校陸上部には、多い時には80人、本年度は62名の部員がいます。短距離、長距離…などの各部門を率いているのがチーフです。生徒たちがリーダシップを発揮して部活動を引っ張っていきます。泉中陸上部の部員たちは各部門にわかれて切磋琢磨しながら「全員陸上」で伸びていくのです。
また生徒たちは、日々日誌をつけながら個々に成長していきます。日誌を書くことでメンタル面が強化されることもそうですが、上のスポーツニッポン紙面にもあるように文章を書く力も上がります。こうした日々の取り組みが、高校入試のときに生かされます。
こうして育ちに育った泉中の卒業生たちは企業をはじめ、大学、高校の間でも評判が良いようです。スポーツを通じて人間力を高め、競争し、ともに成果を勝ち取りに行くチームメンバーとしてのあり方を学ぶ3年間は、泉中学校の生徒たちにとって一生の財産となる3年間でしょう。
白石先生、インタビューにお答えいただき どうもありがとうございました!
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