受講者の声
FAN VOICE
2018.12.19
アート×原田メソッド
FAN VOICE : 榎本富美子様 (養成塾第19期受講)
原田メソッド認定パートナー養成塾の卒塾生、榎本富美子様にお話をお聞きしました。
ーー原田メソッドと出会ったきっかけは?
あるセミナーの先生が「原田メソッドは良い」と紹介してくれました。それで、認定パートナー養成塾に参加しました。
この養成塾を受講する前に、まずは原田先生の本を買いました。そこに原田式長期目的・目標設定用紙と、書き方のサンプルがありました。その通りにやってみたら、自分がこれまでに「達成してみたい」と考えていた事のいくつかが叶ったので、すごいなと思いました。
ーーどのような目標を達成したんですか?
着物を着れるようになったり、資格の取得や、作品の製作ができたり…
小さな目標から大きな目標までいくつも達成しました。
ーー原田メソッドの実践によって起こった変化?
目標を設定すると、体も頭もそれに合わせて調整しはじめる点がすごいと思いました。例えば目標を立てると、私の頭は私が寝ている間にもアイディアを考えてくれます。
また、自分以外の家族が協力してくれるようになりました。私の活動を応援してくれました。こういった変化もまた、すごいと思いました。
自分がこういう風になりたいと思っていたところへ向かって、一つ一つ階段を登っていくような感覚を得ました。
ーー 一番良いと思ったツールは?
個人的にOW64(オープンウィンドウ64)がすごく好きです。一番ビジュアル的だから…。
今回、私はOW64を可視化した、「クリスマス・プレゼント・ツリー」という作品を作りました。このように、OW64を(文字ではなく)絵にすると、右脳にダイレクトに入ってきますね。とても楽しい活動でした!
わたしよりも絵が上手い人はたくさんいます。ですが私は考えるアート、コンセプチュアルアートという分野で自分の能力を発揮できればと考えています。
ーーコンセプチュアルアート?
考えること(観念・思想・哲学…)を重視するアートですね。このクリスマス・プレゼント・ツリーだって、考えることが必要なアートです。こういうものが私は好きなのです。
原田メソッドは、自分の本音の感情と、人としての規律と、考えることを要求するメソッドです。
原田メソッドには哲学が詰まっています。
原田先生が学ばれた、芳村思風先生の感性論哲学は原田メソッドのベースになっていると思います。
感性論哲学では、人間の本質は「感性」であり、感性の本質は「求感性」(ぐかんせい)という、自ら求めて感じようとする力であるといいます。
人間の本質を大切にし、自分がこうありたいと願う方向に自らが変化していく、そしてそれは技術として可能であるという、原田メソッドの哲学を「視覚的な面白さ」に変換したいです。
ーー好きだからこそ、こういう素晴らしいクリスマス・プレゼント・ツリーを作れるのですね!
「好き」という以外にも、良いものを広めたいという思いもあります。以前から、「社会貢献をしたい」という思いがありました。もっとも、この言葉は重いです。なんだか多くの人手が必要そうで…。でもアートは違います。個人単位、いろいろなものを作ることができます。
私は、アートの要素を取り入れた社会活動をしたいと思っています。また、経済的にも自立したいと考えています。アートは、お金がかかるものです。その分のお金も稼ぎたい。(このアートのような)好きなことをやりながら、同時に経済的自立・社会貢献を達成できるならば、こんなに素晴らしいことはありません。
もう一つ、子どもたちのことについて考えていることがあります。
アートが得意な子の中には、文字の読み書きが苦手な子います。
素晴らしい才能を持っているのに、無用の劣等感を植え付けられてしまう場合があります。私は、そのことを残念に感じていました。
こうした子どもたちには文字の読み書きだけでなく、もっと別のアプローチもあるのではないかと思っていました。原田メソッドの実践では、文字をたくさん書きますね。でも、文字を書くのは苦手だけれど、絵を描くのは得意だという子たちは「絵で表現すれば良いのではないか?」と考えましたがどうでしょうか?
ーーとてもおもしろいと思います!
今回の作品は「森」をイメージしたのですが、
原田メソッドのイメージは「空や海」に近いのではないか・・・。
今度は空や海をバックにしたOW64を作りたいと思っています。
ーー これから原田メソッドを用いて目標達成に挑戦をしようという皆様へ向けて、メッセージをお願いします。
やってみたらいいと思います。
やってみて、実感・体感することが大事だと思います。
目標を設定することで、それは実現しますよ!
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