受講者の声
FAN VOICE

2021.05.19

養成塾 26期 藤井一博

FAN VOICE : 藤井一博様(原田メソッド認定パートナー養成講座受講）

原田メソッド認定パートナー養成塾
TOKYO　26th　卒塾課題

グループＥ　藤井　一博

原田先生、スタッフの皆さま、お楽しみさまでした。
この度のイノベーションサミット２０２１　原田メソッド認定パートナー養成塾　TOKYO　26th（マスターコース）に参加させて頂き、誠にありがとうございました。

原田メソッドとの出会いは、２０１５年に、“成功は技術”がキャッチフレーズのネット広告（動画）を見たことでした。すぐさまＤＶＤの「やればできる原田メソッド目標達成講座」を受講し、自分なりに原田メソッドを実践してみました。その後、より効果を高めたいと思い、「実践セミナー１ＤＡＹコース」を受講しＯＷ６４などより具体的な実践方法を学びました。更に、各種書籍や漫画を拝読し、月間・朝刊・夕刊原田、全て視聴させて頂いております。

今回参加させて頂いた理由は、更に高いレベル原田メソッドを修得し、自分が勤める会社に導入していきたいと思ったと共に、会社に依存しなくても生きていける自身の強みを身につけたかったからです。

現在、私は損害保険会社に勤務しており、中国・上海に住んでおります。上海地区の営業組織リーダーを任されており、部下は日本人３人と中国人６０人です。日々中国人とのコミュニケーションで多くの課題に直面しながら、原田メソッドのエッセンスを活かしながらマネジメントを行っております。

今回のサミットで最も印象に残ったことは、「感情によるマネジメント」です。
中国人の特徴としては、四観点風に分析すると。“自分有形”に対してとても敏感に反応し、それだけのために行動することが強いと感じています。つまり、より良い処遇を求めて簡単に転職を繰り返し、転職できることが自身の能力の証明になっているところがあります。
そのような中国人に対し、「理念」の共有や「感情」に焦点を当てたマネジメントができれば、優秀な人財のつなぎ止めにもつながるとともに、社員が当社で毎日やりがいを感じながら生き生きと働いてもらえると思っています。

その意味で、今回のサミットで学んだ仕事理念の作成は、私にとって大変意味のあるものになりました。
６つの質問から導きだした私の仕事理念は「中国人と共にあらゆることにチェレンジし、安心して健全な生活ができる社会を創る」というものでした。正に、日々悩んだ時にはここに立ち戻れば、自分が進むべき方向を示してくれる仕事理念が引き出すことができたと感じています。

次に、大きな気づきとなったのは、ルーブリック評価です。
私の組織では最近、中国人営業担当社員に“ジョブディスクリプション”によって求める業務内容・能力等を明示し、より客観的にパフォーマンスを測ることを試行し始めました。今回のルーブリックで学んだことは、各役職階層の達成レベルを設定する際にとても参考になる考え方でした。各営業担当者が次のステップ、上の役職に進むために達しているべきレベルを一般化することで、より納得感のある考課運営ができると考えています。

長目・日誌・ルーティンチェック表・ＯＷ６４は、これまでも自分自身で実践していました。ただ、今回のサミットで気づきとなったのは、それぞれのツールを本気で行うことで得られるパワーの凄さです。
四観点のそれぞれを１０個以上考え抜く、ルーティン行動でＦの方が多くなるように意識する、日誌の記載する順番や今日必ずやることを５個必ず書く、など、自分で自分をマネジメントする感覚が日に日に強くなり、決めたことを自分が思うように実行できることが増えてきたことを実感しています。

元々、原田メソッドに惹かれた背景は、サラリーマンとして何となく成功しきれていないのでないか、もっと自分自身をブレークスルーさせられることができるのではないかと漠然と感じていたこともあります。今回のサミットで、原田メソッドを本気で実行することで「成功は技術である」ことが良く理解できましたし、また一緒に学ぶ同志がいることで共に成功に近づくことの素晴らしさを感じました。

今回、自分の部下を“お連れ様”として一緒に受講してもらいました。この２ヶ月間で、明らかに日常の行動や目線の高まり、毎日出社時に１０卓の机を拭き上げる奉仕活動を継続するなど、大きな変化を目の当たりにしました。改めて、原田メソッドの素晴らしさと効果が間違いないことを感じた期間でした。

認定パートナーになれた後は、自身の強い理念を日々感じながら、修得した知識と技術を駆使して、まずは管下社員のマネジメントのレベルアップを図ることをイメージしています。

私が目指す理想の認定パートナー像は、“原田メソッドを使い、相手の理念・感性・感情にアプローチすることで、相手に”正しい“努力を成果がでるまで継続させられ、必ず相手に目標達させ相手に生き生きとした人生を歩んでもらえるパートナー”です。そして、“それを実現していることで、自身のキャリアアップにもつながり、私自身も自分の存在に強い自信と人生に対する幸福感を感じられる”ことです。

今回学んだことは一生の宝になるものです。今回の学びを自身の理念の実現に向けて更にブラッシュアップさせていきたいです。引き続きご指導よろしくお願いいたします。

以上