受講者の声
FAN VOICE
2021.11.12
林 広志 様 28期原田メソッド
FAN VOICE : 林 広志 様(原田メソッド認定パートナー養成講座受講)
素晴らしい経験をさせていただきました。
本年 8 月に神田先生に 紹介してもらい、 原田メソッドの講習会を 東大阪 で受けさせてい
ただきました。
その時は教えている中学生の参考になれば良いな。くらいの軽い気持ちでした。
ところが原田先生の話を聞くうちに完全に自分自身がはまってしまいました。
まずメンタルトレーニングというものは気持ちを強くするとか、試合の時に緊張しない
ようにリラックスする方法を学ぶとかそのようなイメージでした。まさか決断力とか協調
性がメンタルトレーニングになるとは思っていませんでした。
そして「主体変容」。
私は平成22 年春から平成 27 年春までの 5 年間大阪府警柔道部の監督をやりました が、
4 年目までなかなか勝て ませんでした。そんな中平成 26 年から 今回の東京オリンピックの
軽量級担当コーチの古根川実が大阪府警柔道部のコーチとして入ってくれました。 当時は
ロンドンオリンピックで男子柔道は金メダルゼロに終わり、井上康生監督のもと日本柔道
も立て直しの真っただ中でした。新しい指導技術や指導方法を古根川から学び、勝ち負け
の責任はすべて監督にあるということをしっかり意識し、勝つためには何をすべきかとい
うことを徹底して 考え、行動に移しました。その中には稽古方法の追及はもちろんです
が、周りの方々への協力依頼など必要と思われることはすべてやりました。選手も私のそ
ういう姿勢 を見てか、自ら考える選手が増え、また私の事を信頼してくれているようにな
っていました。そして迎えた平成 26 年全国警察柔道大会では決勝戦で警視庁に勝ち、 15
年ぶりの優勝を勝ち取ることが出来ました。日本武道館で選手とともに流した涙は忘れる
ことができません。
今思えばあの考えが「主体変容」で、その後の私の仕事にも大きく影響を及ぼしてきた
ものでした。 ある程度自分ではいわゆる「哲学」はわかっているつもりでしたが、それが
何なのかはっきりと 人に 説明することもできません でした。そんな中で原田先生の講義を
受けたことではっきりと 見えてきました。 8 月の講義が終わった後に何が何でも「認定パ
トナー」の講習を受けたいと思い申し込みました。
「奉仕活動」「直接的努力と間接的努力」「心づくり」「ルーティン行動」等全部私の心
にダイレクトに響きました。特に実績をあげるためには「直接的努力」だけでは不十分で
「間接的努力」をしっかりやることで成果がよりあがるということは本当にそのとおりだ
と思いますし、今後の人生の糧に間違いなくなります。
この「認定パートナー」を取得して、まず私の職場である大阪府警察のまずは私の所属
している術科指導室及び術科指導者の改革を行いたいと思います。計画と自主性をヒント
にすでに実行に移しつつあります。 その後府警全体に広げていきたいと思います。
次に、 今指導中の女子中学生を来年の全国中学校柔道大会で優勝させたいと思います。
こ ちらも 10 月 16 日の大阪中学生柔道大会 団体 で優勝し、ある程度の成果は出すことが
できています。今後長目・OW64・日誌等を用いて力を伸ばしていきたいと思います。
また大阪大学の柔道部の指導にも携わ
っているのでこのチームにも伝えていきたいと思
います。
私は現在54 歳あと 5 年で 大阪府警を 退職 することになりますが 、退職後はせっかく教
わったこの「原田メソッド」を広めるような仕事ができないかなと漠然と思っています。
やりたいなら長目でしょと言われそうですが…。
本当にすばらしい講習です。神田先生が新しい講習を受けると聞いていますので私も続
きたいと思います。今後もよろしくお願いします。
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