受講者の声
FAN VOICE
2025.11.18
若林大介様(養成塾36期)
FAN VOICE : 若林大介様(株式会社リビエール)
株式会社リビエール(代表取締役 河村厚志)は、急成長中のフィットネスブランド「FIT PLACE」のフランチャイズ運営会社です。低価格ながら高品質な空間提供を価値とし、「従業員の物心両面の幸福の追求」を経営の柱に掲げています。2022年の事業開始以来急成長を続けており、2028年までに20億円規模への成長を目指しています。
そんな河村社長から「右腕として」と推薦を受け、本講座に参加されたのが、今回ご紹介する 若林さんです。社長推薦のもと、若林さんは養成塾へ真摯に臨まれ、組織の更なる成長を支えるキーパーソンとして、学びを現場に落とし込む重要な役割を果たされています。
【インタビュー】
若林大介さん(株式会社リビエール/店舗マネージャー)
Q 原田メソッド養成塾を受講して、最も印象に残ったことを教えてください。
―― 研修を通じて、非常に大きなパワーをもらいました。自分のやる気が自然と高まるのを感じましたし、何より「言語化できるようになった」ことが大きかったです。これまでは感覚で理解していたような概念を、言葉にして整理できたことで、マネジメントの立場として人に伝えやすくなりました。特に「ストローク」(心の栄養)という概念は、種類や数え方などが明確になり、現場への落とし込みがしやすくなりました。
Q 講義の中で特に心に響いたテーマは何でしたか。
―― 「主体変容」や「率先垂範」といった言葉が印象に残っています。当たり前のことですが、日常の中で忘れてしまいがちな初心を思い出させてくれました。
「オープンウィンドウ64」の演習では、自分の「実践思考の弱さ」に気づきました。目標に向けてどんな行動を取るべきかを考える段階で手が止まりましたが、同席していた河村さんの内容を参考にしながら、ようやく形にすることができました。
Q 原田の話の中で、特に心に残っているエピソードはありますか。
―― 砲丸投げの選手の話です。試合で失敗し、そこから一日も休まず練習に励んだというエピソードを通じて、原田先生が生徒に本気で向き合う姿勢に感銘を受けました。熱量のある指導に心を動かされましたし、「奉仕活動」や「ゴミ拾い」といった、一見地味な行動の意味を改めて考えさせられました。人を育てるとはどういうことか、自分の行動を見直すきっかけになりました。
Q 受講を通して感じた課題や改善点があれば教えてください。
―― 講義の進むペースが自分には少し早く感じました。考えているうちに時間が過ぎてしまうこともあります。ただ、河村さんから事前に内容を共有してもらっていたことや、過去に似た研修を受けた経験があったことで、なんとか補うことができました。講義の内容自体には満足していますし、むしろテンポの速さが刺激になっています。
Q 次に若林さんについて、お教え下さい。特に印象に残っている時期はありますか。
―― 小学生の頃から高校卒業まで、バスケットボール一筋の生活でした。15歳の頃が最も充実していた時期で、家族ぐるみでバスケットを応援してくれる環境がとても幸せでした。実力を認められて高校にも推薦で入学し、承認欲求が満たされていたと思います。しかし、高校入学直後に自分を推薦してくれた監督が辞任し、その後の指導者とうまくいかず、練習にも行かなくなりました。この挫折が、結果的に海外への関心を強くするきっかけになりました。
Q アメリカでの経験について教えてください。
―― 18歳のとき、両親の支援で海外留学しました。英語は全く話せませんでしたが、大学進学のために人生で一番勉強した時期でした。午前中に授業を受け、午後から深夜までひたすら英語の勉強に打ち込みました。途中で挫けそうになった時、両親が「やめてもいい、好きにしなさい」と言ってくれたことが、逆に「頑張ろう」という原動力になりました。
その後、ニューヨークで日本人向けのパーソナルトレーナーとして働き始めました。顧客の多くは社会的地位の高い方々で、最初は年齢や経験の差に悩みましたが、食らいついていくうちに次第に自信を持てるようになりました。24歳で帰国するまで、この仕事が自分にとっての天職だと感じていました。
Q 帰国後のキャリアについて教えてください。
―― 日本に戻ってからは、大阪でパーソナルトレーナーとして働きましたが、プレイヤーとしての収入に限界を感じました。より安定した生活を求めてサプリメント会社の営業職に転職しましたが、飛び込み営業やテレアポ中心の仕事で、思うように数字が上がらず、精神的にかなり厳しい時期を過ごしました。
それでも、人と関わる仕事そのものは嫌いになれず、どこかで「自分は人と向き合う仕事が向いている」と感じていたと思います。そうした中で、かつての顧客だった河村さんから声をかけていただき、現在のリビエール社に入社することになりました。
Q これまでのキャリアを通じて大切にしている価値観、そして今後の目標を教えてください。
―― これまでを振り返ると、どの転機にも必ず「人との出会い」がありました。パーソナルトレーナーの仕事も、河村さんとの出会いも、自分を成長させてくれた大きな要素です。
現在は、2027年までに店舗を10店舗に拡大するという目標を掲げています。また個人的には家族が経済的に困らない生活を送れることを考えています。妻と2人の子どもが安心して暮らせるように、そのためにしっかり稼ぐ。基本的なことであり、だからこそ重要なこと、これが今の自分のモチベーションです。
Q 子育てや家族との関わりについては、どのように考えていますか。
―― 2歳と0歳の子どもがいます。上の子は元気いっぱいで、保育園では「一番言うことを聞かない」と言われるくらい(笑)。でも、今はそれでいいと思っています。両親が自分を否定せず、やりたいようにやらせてくれたように、私も子どもの主体性を大切にしたいです。これからも、家族が安心して暮らせる環境をつくることを考えていきます。
■編集後記
若林さんの語りから最も強く感じたのは、「人との出会いを何より大切にする人」だということでした。バスケットボールに打ち込んだ少年時代、アメリカでの挑戦、そして帰国後の転機。そのすべての場面に、人とのつながりがあり、その出会いを丁寧に育ててこられた軌跡がありました。
その背景には、親御さんからたっぷりと愛情を受けて育った経験があるのだとも感じました。自由に挑戦させてくれた家庭の温かさが、若林さんの中に「安心感」という土台をつくり、それが行動力の源泉になっていると感じました。いきなり渡米を決断し、夢を形にしてしまう大胆さの裏には、見えない支えと信頼があったのではないでしょうか。
また、養成塾の講義中に見せてくださった、部下を思いやる投稿が印象に残っています。部下の幸せを心から願い、元気を取り戻してほしいと願う姿勢。その優しさは、親から受け継いだ愛情を他者に惜しみなく注ぐ力そのものだと感じました。
人を助け、人に助けられる。
その循環の中で、若林さんはこれからも人との関わりを大切にしながら、身近なご家族にも、そして職場の仲間にも幸せを届けていくのだと思います。 リビエール社の右腕として、きっと多くの成果を成し遂げていかれることでしょう。
若林さん、どうもありがとうございました!
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