受講者の声
FAN VOICE
2025.11.24
丹治様(養成塾36期)
FAN VOICE : 丹治様(養成塾36期)
「すべてのピンチには意味がある」—家族の幸せを軸に、生き方そのものを整えることを決意した丹治さん。子供のアトピーや不登校といった人生のいくつもの岐路で、「逆境から良い面を見つけ出す力」を磨き抜いてきました。出来事の「おかげさま」に気づいた瞬間に現実が好転することを体感し、やがて原田メソッドに出会います。学びを行動に変える仕組み、行動を支える仕組みを徹底的に磨くことを通じ、今、自らの経験とメソッドを活かしたコーチングでの起業を目指し、力強く一歩を踏み出しています。
Q:原田メソッド養成講座を受講しようと思われた理由は何ですか?
子供の不登校という予期せぬ出来事が、私にとって人生を見つめ直す大きな転機となりました。
不登校をきっかけにオンラインでの学びを始めたのですが、その中で、子供には「もっと自由に仕事を選び、起業にも果敢に挑戦してほしい」と願う一方で、「自分が何もできていないのに、言葉だけでは説得力がない」という強い思いに至りました。
そこで、自らが挑戦者となるべく起業を決意し、行動を起こす中で、自分と同じように「ピンチをチャンスに変え、人生を好転させる支援をしたい」という新たな目標が明確になりました。
その実現に向けた具体的な方法を探していた時に、目標達成の技術として体系化された「原田メソッド」に出会いました。この再現性の高いメソッドこそが、私自身の起業、そして、困難を乗り越えたいと願う人々の人生を力強くサポートするためのコーチングに最適であると確信し、認定パートナー養成講座の受講を志望いたしました。
Q:集合受講とオンライン学習の違いはどこにありますか。
そうですね、原田メソッドの学習において、基本的な内容はどちらも同じだと思いますが、私にとって集合受講が最高の成果に繋がったと感じる点がいくつかあります。
まず、提出したシートを、受講生仲間の皆さんや、原田先生、スタッフの方々が必ず目を通してくださるという環境に加え、同じものを目指す受講生仲間の皆さんの存在が非常に大きかったです。皆さんの頑張りが刺激になり、また、互いに共有し合うことで、「最高に良い提出物にしよう」という意識が格段に高まり、質の向上に徹底的にこだわる最大の推進力になりました。
提出日が明確に設定されていたことも非常に良かったです。この日までにやらなければならないという強いコミットメントが生まれ、学習への集中力を維持することができました。
そして特に、それぞれの課題のシートを作成するためのアドバイスが非常に詳しく、具体的だった点が大きな違いでした。例えば、「4観点をそれぞれ10個ずつ」「ルーティン行動や期日行動は5方向からピックアップする」といった具体的な指示のおかげで、迷うことなく完成度の高いシートを作成できました。さらに、いつでも質問できる環境があったことも、疑問点をすぐに解消し、学習を深く進める上で非常に心強かったです。
これらの要素が相まって、高い緊張感と充実感をもって講座を受講することができました。
Q:日々の忙しさと学びの両立はどのように工夫していますか。
実は、この忙しさの中での両立そのものが、原田メソッドを実践する良い機会となりました。
具体的には、原田先生が教えてくださった「成果を生む2割は何かを常に考える」という非常に重要な視点を徹底的に活用しました。
私はこの受講期間中、常に自分自身に問いかけをしました。この日までに「集中してやり切るべきこと」は何か?何に時間をかけ、逆に「何に時間をかけないか、手放すか」?
特に提出期限などに追い込まれたからこそ、これらの問いに真剣に、そして具体的に答えることができ、時間と労力の「投入先」を明確にするというスキルを身につけることができました。
この「本当に重要なことを見極めて集中する」という考え方は、受講を終えた今も、私の仕事と人生における大きな財産となっています。
Q:次に丹治さんについて、お教え下さい。これまでの人生の転機として、どのようなことがありましたか?
私の人生には、いくつかの重要な転機がありましたが、特に子育てが大きな学びと気づきを与えてくれました。
一つ目は、子供のアトピーに悩んだ時期です。夜も眠れないほど辛い日々が続き、ステロイドに頼らずに治そうと決意したものの、先が見えず心が折れそうでした。
しかし、ある時、「この子がアトピーになってくれたおかげで、家族全員の食生活を見直せた」と心から思えた瞬間があったのです。その途端、子供のアトピーがぐんと良くなり、その不思議な経験から、「どんなに辛い出来事にも、そのおかげで得られるものがあることに気づけた時、人生は必ず好転する」と確信するようになりました。
そして二つ目が、三女が学校に通えなくなった経験です。これも最初は不安でいっぱいでしたが、「子どもの不登校のおかげで良かったことは何か?」を常に探しながら前向きに子どもと向き合いました。その過程で、不登校や発達特性の世界を自分が納得いくまで深く学び、同時にオンライン学習の存在を知りました。
そして、この不登校をきっかけとした学びが、原田メソッドとの出会いにつながりました。まさに、子どもの不登校のおかげで出会えたことに心から感謝しています。
こうした重い現実に真剣に向き合った経験を通して、「すべての出来事には意味があり、自分の力でピンチはチャンスに変えることができる」と心から思えるようになりました。この信念こそが、今、困難な状況にある人々を支援したいという私の原動力となっています。
Q:そうした経験を経て、ご自身の中でどんな心の変化が生まれましたか?
最も大きな変化は、「コーチング」の存在と、それが私の人生を支えていた事実に気づけたことです。
不登校のことを学んでいる最中に「コーチング」という概念を初めて知りました。そして、自分の人生が大きく好転した瞬間を振り返ると、まさに自分で自分をコーチングしていたり、あるいは誰かの一言で気づきを与えられ、コーチングされていたりしたことに気がついたのです。
この気づきから、コーチングは自分の人生を支える基盤のような大きな存在だと確信しました。同時に、私自身も、人生で辛い思いをしている方々を、コーチングの力で幸せな方向に導いていきたいという強い使命感を持つようになりました。
しかし、「一体どうしたら、信頼できる良いコーチになれるのだろう?」と模索していた、まさにその最高のタイミングで、原田メソッドに出会うことができました。
この再現性の高い明確なメソッドがあれば、私自身の経験と熱意を活かしつつ、目標達成に導ける「良いコーチ」になることができる!と強く確信し、原田メソッド認定パートナーとしての活動を決意しました。
Q:なぜ、起業を目指したのですか?
私が起業を目指した背景には、「娘たちに、母親である私の人生を『楽しくない』と思われたくない」という強い思いがあります。
原田メソッドで将来の自分を深く考えた際、実は「なりたい未来」をすぐに描くことができませんでした。そこで発想を転換し、「こうはなりたくない未来」から逆算して考えたのです。
私には娘が3人いますが、娘たちには「誰でも自由に仕事を選び、起業にも挑戦できる時代だから、いろいろなことができる」と伝えたい。それなのに、私自身が行動していないと、その言葉には全く説得力がありません。
「お母さんもやってないじゃない」と子供たちに思われたくない。そして何より、母親が新しいことに挑戦し、人生を切り開く姿を見せたいという強い願いが募り、自らが率先して挑戦者となるべく起業を決意しました。
Q:受講を検討している方へメッセージをお願いします。
原田メソッドの講座を検討されている皆さんに、ぜひ私の実体験をお伝えしたいです。
私は最初はオンラインで原田メソッドを学び、「目標を持つ大切さ」や「日誌の楽しさ」を知り、『原田メソッドを分かったつもり』でいました。しかし、いざ認定パートナー養成講座を受けてみて、その認識が完全に覆されました。
正直に申し上げると、「自分は原田メソッドの“は”の字も始められていなかった」と思うくらいの衝撃だったのです。
認定パートナー養成講座は、オンラインで学んだ「つもり」になっていた知識や、抜けていた視点を一つ一つ丁寧に回収していくような、本当に濃密な内容でした。
そして、その学びを圧倒的に深めたのが、仲間と共有する環境です。自分が書いたものを他の人に見せたり、他の人のシートを見たり、気軽に質問ができたりすることで、学びが格段に深まります。一人だと中途半端な出来で終わってしまうことも多いですが、この環境が『最高の提出物にする』というモチベーションをくれました。
だからこそ、原田メソッドを知らない方はもちろん、原田メソッドをやったことがあり「分かっているつもり」になって、実は立ち止まってしまっている方々全員に、ぜひ受講していただきたいです。この講座で得られる感動と、人生を変える確かな手法を、ぜひご自身で体感してください。
■編集後記
丹治さんは、講座の中で最も多くの質問をされ、常に真剣な姿勢で学びに向き合っておられました。
人生をかけるほどの目標を掲げ、自ら決断し、その決断を確実に実行する。その行動力と継続力が、毎週のFacebook投稿からもひしひしと伝わってきました。
講座後の感想では、「原田メソッドは、真剣に取り組めば必ず成果を実感できる」と語っておられました。丹治さんほど真剣に受講された方の言葉として、まさに説得力がありました。
ご自身がそうであったように、どんな困難の中にも良い面を見つけ出し、考え方ひとつで人生を好転させる力を信じる。そしてその力をクライアントにも伝え、幸せへと導く。丹治さんは、まさにそのようなコーチへと確実に歩まれていると感じます。
丹治さん、どうもありがとうございました!
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