受講者の声
FAN VOICE

2020.06.18

忘れていたことに気付かされた理念

FAN VOICE : 藤原芳子様(原田メソッド認定パートナー養成講座受講）

ツタヤビジネスカレッジ・原田メソッド認定パートナー養成講座の感想・気付きをご紹介致します。

認定パートナーを取得された藤原芳子様です。
藤原芳子様の、これからのご活躍を楽しみにしています！

 

【感想・気づき】藤原　芳子

動機について
精神障がい者の非凡な才能についてはよく言われているが、それをビジネスにしている人は少ない。これはお金を得るというより、彼らの生きがいにかかわる事であり、やりたくなもない単純作業を余儀なくされ、きつい汚いの仕事での低い工賃を、生活保護で補っているのが精神障がい者の実態で、これをどうすることもできないでいるのが今の日本の福祉だ。
また福祉支援者には志は高くてもビジネススキルに富んだものは少ない。
就労支援事業所経営者として、何とかこれをビジネスにならないものか悩み続けていたところで、東京で偶然に時間合わせに参加した説明会で原田メソッドと出会った。

コロナの影響
東京に頻繁に通うのは遠すぎ、移動費がかかるし、時間が合わせられるか不安であったが、前半の部分だけでも、とすすめられて受講に至った。それからコロナで開催や集会が中止になって何度も前泊の宿を予約しては流れ、を繰り返して最後にはZoom開催となった。
しかし、これは考えようで、都会の人と同条件で受けられるという私にとっては追い風だったのかもしれない。休日にゆっくりと事業所に一人出向いて受講し、課題に取り組めた。

ウェブカメラなしの受講
あいにくウェブカメラがなくマイクもなく、どこに行っても品切れと言われ、携帯で行おうとしてもそれも故障し、外出自粛や店の閉店で買いに行けず、仕方なく2回目までは、「発言なしの無映像」の視聴オンリーの受講となった。しかし、原田メソッドの内容に関しては毎回新たな手法を知り、楽しく受講できたと思う。
以下に個々の取り組みについての感想を述べる。

理念について
自分が何者でどうなりたいのかをカードで整理していくと不思議に最後に理念ができた。それは完璧に自分の心を、目標に表していて、すべての基本となることを知った。
「まずは自分の心と向き合うことが全ての出発点なのだ。」
そんな当たり前で一番大事なことを、忘れていたことに気付かされた。

オープンウィンドウ64について
思考の展開は楽しく不思議であった。よく考えることが方法を生み出していく。一つの考えをあらゆる角度からまた考えを重ねると絶対無理だと思っていた64マスがあっさりと埋まっていったのは驚きだった。

長期目的・目標設定用紙について
目的や目標は一つでなく4観点からの考えが必要と分かった。他者を思いやることはすべてにつながる。同意を得たり、人を動かしたりするのに不可欠であることも学んだ。すべてクリアーした時の自分を想像し、その気になって感慨に浸るのも楽しい学びであった。

ルーティンチェック表
成功のための行動を習慣化するには、やる気と努力が必要という、当たり前のことに気付けた。ハードルを上げすぎると×が続いてやる気が減退するし、ハードルを下げすぎると楽々クリアーしてしまい、意味もなく面白みに欠けてしまう。ほどほどの所でハードルと自分を調整しないといけない部分がとても楽しかった。

ペアコーチング
実は、講義の途中で来客があったため、Zoomを退出してしまい、一人とも行えずに終わってしまった、Facebookの同グループの人に呼びかけても反応がなく、既読にもならなかった。
困って事務局に紹介してもらったら、一人目はすんなり行えてわからないことも指導してもらった。畑違い、年齢違いだからこそ、楽しく過ごせた時間であった。二人目は急用でキャンセルされ、三人目の方は先輩でシカゴからZoomに応じてくださって、あれこれと悩む私にアドバイスをくださり、元気をくださった。「原田メソッドを続けていると思考が変わってきますよ。些細なことでもOW64やっちゃうし。」楽しそうに笑っていた。
このように違う世界で活躍している方々とはWebでなく実際にお会いできればもっと楽しかったろうな、と思う。その後Facebookグループの人がメールに気付いてくれて3回目。こちらは同じ福祉なので時々話が別の方へ脱線して終始盛り上がってしまった。

最後に
手にペンだこができるほど文字を描いたのは久しぶりだ。コロナの自粛の孤独の中、感染や事業の今後への不安を抱えながら、一人で学んだ事は一生の思い出になると思う。
「成功は技術だ」という意味は、ベルトコンベヤーに乗っかるように、受講すれば誰かが自然と導いてくれるものでは決してなく、自分の頭で考えて、シナリオを作って、行動していく、ということが分かった。原田メソットは、効率よく目的にたどり着くために、実によく考えられた方法であると思えた。事実、私はこれを始めてから、毎日効率よく仕事ができて早く帰宅できている。今後も毎日、特に日誌を活用して振り返り、反省し、自分をほめて好きになり、明日を計画していきたい。そして、これからこれらの方法を使い、本当に目的に向かっての達成を目指していきたいと考えている。

ここに至るまで、たくさんのご支援・ご指導をありがとうございました。