お問い合わせはこちら

受講者の声
FAN VOICE

2021.09.12

FAN VOICE :

『』内は松浦様から頂いた文章を使わせていただいています。

◆原田メソッドを用いて設定した目標を、一つお教え下さい。
『直近では…「2020年8月、エアラインクラブえひめの生徒さんを全員、航空業界(客室乗務員またはグランドスタッフ)に内定させ、生徒さんの家族や回りの方々に喜びと勇気を与え、大学の就職実績をつくり、私自身、社会貢献できた満足と達成感を心から味わいます」』

◆特に活用したツールがあればお教え下さい。
『長目とルーティンチェック表です。実は私は、2007年の12月に大阪教師塾に一回だけ飛び入り参加しました。その時に学んだ一ヶ月バージョンのルーティンチェック表と長目(まだ四観点がなかった頃の旧式の長目)をずっと使用していました。昨年認定パートナーを取得しましたので、今年から新しい長目を取り入れています。ルーティンチェック表も二週間バージョンを使っていますが、これに関しては、今後は元の一ヶ月バージョンに戻そうかと思っています。原田先生にご相談したら、使いやすい方でいい、とのことでしたので。』

◆上でお答え頂いたツールに関しまして、特にどのような点が良かったでしょうか。
『過去14年間の経験を踏まえてお話しします。一ヶ月バージョンのルーティンチェック表は、大学生にとって自己管理能力を養い、モチベーションを維持するのにとても適していたと思います。レッスンの間隔も就活がスタートするまでは、一ヶ月に一回くらいのペースで行いますので、私にとっても一ヶ月間の様子がわかり、生徒さんの心身の状態がつかめます。とても役に立つツールでした。うちのクラブには伝説があって(笑)ルーティンチェック表を一生懸命やってもやらなくても、内定する人はいました。しかし、このルーティン表を一生懸命やって、内定しなかった人はいないんですね。だから、私は、原田メソッドのルーティン表ってすごいな、とずっと思っていました。ただ、私のフォローは必要です。生徒さんと二人三脚で走るような、長期にわたるきめ細やかなフォローやストロークは必要でした。』

◆目標に向かうプロセスにおいて、最も大変だったことはなんでしょうか。
『14年前にエアラインクラブえひめを立ち上げ、その翌年に大阪教師塾で原田先生に出会い「男子はそうでもないが、女子は手がかかる」というお話を伺ったことは大変参考になりました。まさしくその通りでした(笑)女子に放任主義は通用しません。手をかけ愛をかけ…こちらのエネルギーを全部吸い取られるような感じでした。地方でのんびり過ごしている学生さん達は、自己アピール力も弱く、しかも普段は方言でしゃべっています。その彼女たちを東京の早いペースでポンポン、標準語で物を言えるようにし、しっかり自己アピールできるように鍛えるのは至難の技でした。グループレッスンと個人レッスンを効果的に交えて進めていくのですが、毎年、時間と体力の闘いでした。ただでさえ難関の航空業界に、地方の大学生を全員内定させるという、極めて難しい目標に毎年取り組んでいるので、ストレスは大きく、手術をするような大病も患いました。しかし、どんなに大変な思いをしても、内定してくれるとパーッと疲れや苦労は吹っ飛びます。生徒さんが航空業界に内定する喜びや達成感は、何物にも代えがたいような素晴らしい感覚を私にもたらしてくれます』

◆上でお答え頂いた事に関しまして、どのように乗り越えられましたか?
『ハッキリ言えば、力業(ちからわざ)でしょうか(笑)。何があったとしても、無理やりにでも何とかしてしまうところがあります。自分は心身ともにかなりすり減ってしまいますが。しかし、昨年、原田メソッド認定パートナーを取得し、さらにメンタルトレーニングのコースも受講しました。自分の引き出しが増えたことで、今後はそういった無理をせずに済みそうです。』

◆目標に取り組まれての、現在のご感想をお願い致します。
『今年は、コロナの関係で、航空業界の新卒受験が中断するという想定外のことが起こり、私の目標が根本的に覆されました。しかし、生徒さんたちはたくましく、航空業界ではない一般の企業の内々定を全員とってきました。今年は4月からホンマルラジオというインターネットラジオのパーソナリティーにデビューし、生徒さん達をゲストに呼んで、番組をつくりました。そのおかげで、生徒さんといろいろ楽しく話す場を得ることもでき、ラジオに出演するということで、生徒さん達にもワクワクした楽しい気分を味わってもらえました。ラジオの仕事がなかったら、生徒さん達も私自身も最悪の状況の中、相当落ち込んだのではないかと思います。人生の不思議なめぐりあわせに感謝しています。』

◆今回の取り組みの中で、もっとも学びになったことを一つ、お教え下さい。
『これまでの14年間の道のりを振り返った時、私自身が長目もルーティンチェック表も実践していなかったことはよくなかったと反省しています。長年、生徒さんだけにやらせていました。ずっと結果が出続けたので、自分の実力を過信していた部分もあり、自分自身を磨くことをおろそかにしていました。昨年より、私も長目・ルーティンチェック表・日誌を実践しています。「私もしてます」と、言うだけで、生徒さんの目の色も違ってきます。やはり率先垂範は大切ですね』

◆これから原田メソッドを活用して目標達成に取り組もうとされる方々への、アドバイスまたはストロークをよろしくお願い致します。
『私は昨年TSUTAYAの実践勉強会に参加した折に「A4日誌を毎日書く」と、決めました。書き続けた先に何が見えるのか、それを知りたかったからです。しかし、日誌を毎日書き続けることはとても大変でした。眠いのに、日誌をまだ書いてないから眠れない、というつらい状況もしばしば経験し、一度不覚にも涙がこぼれたことがあります。別に誰に強制されているわけでもないのに、どうしてここまでしなくてはならないのか。一日くらい休んでもいいではないか…と、思ったのです。しかし、しかし、なぜ、書き続けているのかと言えば、それは自分と約束したから。「敵は誰ですか?はい、自分です」…呪文のように唱えて、がんばり続けました。実践勉強会を終えた時、150日間継続した日誌が手元にありました。そこに何が見えたかと言えば、、、実は別に何も見えなかったのです(笑) 10年前にフルマラソンを完走した時のような大きな感動はありませんでした。ただ、ただ、自分が静かに誇らしかったです。そこには静かな静かな誇らしさがありました。マラソンと言えば、私が日誌を継続できたのは、マラソンをしていたおかげのような気がしています。40代で走った初フルマラソンの苦しさ…あれを乗り越えた精神力。絶対完走する、という強い思い。絶対日誌を継続する、という思いを支えたのは、マラソンで鍛えた精神力。やはり、人間、苦しいことを経験しておくことは大切なんだな、と、つくづく思いました。今日で私の日誌は392日目です。さすがに一年以上書き続けると、自分の中で、何かが変化しているような不思議な感覚があります。もし、まだ日誌を継続したいと思いつつ、なかなか継続できないという方がいらっしゃるなら、カウントすることをお勧めします。私もDAY1、DAY2、とカウントしていきました。1日目、2日目でも、①、②でもいいわけですが…なぜか英語にすると軽やかな感じがして、気に入って使ってます(笑)。これがやがてDAY1000、DAY2000、私がこの世を去る日はDAY○○○になっているのでしょうか(笑) 日誌を毎日書くことはかなり大変です。間違いなく、とても大変です。今、TSUTAYA4期の方々も苦しみつつがんばっています。書き続けている人、しばし休んで戻ってくる人、いろいろです。でも、その方々に、私は書き続けているよ、と、言ってあげることができて、本当によかったと思っています。何となく、私の背中を見て、がんばってくれているような気がしています(笑)。絶対、私を抜くことはできないからね、と、からかって、先輩風を吹かしてみたりして楽しんでいます(笑)。日誌は、習慣にしてしまうと、とてもいいです。うまく説明できませんが、ぜひ、この感覚を味わっていただきたいと思います。このコロナ禍が終息し、原田メソッドの仲間で集える日を待っています。最後までありがとうございました。See you soon !』

いいねはこちら

評価もよろしくお願いします!

  • ためになった (0)
  • 応援したい (0)
  • おめでとう (0)
CONTACT講演・研修のお申し込み
お問い合せはこちらから